• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  王権王宮城塞究極付与天使之軍勢他
• 所有者
  ルドラ・ナスカ フェルドウェイ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
“星王竜”ヴェルダナーヴァが創造した最強の究極能力。その命令は精神支配そのものであり、“王宮城塞”のような本物の『絶対防御』を有する、指揮系統に特化した権能。意志ある者すべてを支配し、被支配者の権能を間借りして扱うことまで出来る、王者として君臨するに相応しいであり、ルドラが皇帝として世界を統一するための後押しとして、ヴェルダナーヴァが『誓約之王』との交換で与えた。

“王権発動（レガリアドミニオン）”　…
絶対的な支配の権能。『正義之王』の真骨頂。対象に自我まで奪う強制支配を行う。被支配者の存在値の合計が権能主の存在値を超えるまで複数人を支配することが出来る。またその性質上、同格が相手では成功率が下がり、最低でも自分を下回った状態でなければ成功しない。

“支配の弾丸（ドミニオンブレット）”　…
近藤中尉に貸し与えられていた支配の権能。“王権発動”と異なり対象は一人、さらに相手を油断させなければ成功率も低いというものだが、近藤は過去にクレイマンとカガリを支配することに成功している。

“天使長の支配（アルティメットドミニオン）”　…
“王権発動”と対を成す支配の権能。天使系究極能力保有者への絶対支配を行う。ヴェルダナーヴァが構築した天使系と『正義之王』の間に繋がる極細の“支配回路”を通して、対象に支配された自覚すら抱かせない絶対支配を行い、自由に命令を与えることができるようになる。支配をかける条件は、対象と視線を交差させること。

“王宮城塞（キャッスルガード）”　…
あらゆる攻撃を無効化する本物の『絶対防御』。常時発動型の完璧な防御ではあるが、利用には権能主への忠誠心がエネルギー源となるため権能主に忠実な者がいなければならないという条件と、発動中は魔法や他の権能を含む攻撃手段が取れず、覇気や武器による攻撃しか出来なくなるという制限もある。
ヴェルダナーヴァからこの権能を預かっていたルドラは極めた技量で、『斬撃の瞬間だけ、“王宮城塞”を解除し、闘気を通して威力を増す』といった変則技まで実現させていた。

『究極付与（アルティメットエンチャント）』　…
自分の権能を他者に貸し与える権能。覚醒していない者を簡易的に究極の領域に引き上げることができ、最低限ではあるが上位者と戦う土俵に立つ資格を与えることが出来る。貸し与えられるのは受け皿となる肉体の強度にもよるが、基本的に劣化した権能だけであり、また付与されたものであるため奪われやすい。

『天使之軍勢（ハルマゲドン）』　…
天使族の軍勢を召喚して意のままに操ることができる権能。一度に召喚できる天使族の数に制限はないが、エネルギーの総量には限界があり、無数の天使を召喚して軍勢として運用する他、エネルギーを集中させて数柱の熾天使を創り出すことも可能。また召喚された天使族には肉体がないため、長くても一週間足らずで消滅する。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  思考加速解析鑑定並列演算詠唱破棄森羅万象多重結界思念支配
• 所有者
  ルシア・ナスカ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
ルドラの妹にしてミリムの母であるルシアに発現した究極能力。世界の法則を管理する為の権能で、サポートに特化している。ルシア亡き後、輪廻の輪に取り込まれた。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  思考加速解析鑑定並列演算詠唱破棄森羅万象統合分離能力改変未来攻撃予測
• 所有者
  リムル＝テンペスト

“魔王への進化”の祝福を得て、『変質者』を統合した『大賢者』が超克進化した究極能力。
『大賢者』の頃と変わらずリムルのサポートを行っている権能だが、演算能力が量子コンピュータを軽く凌駕するほどへと向上したことにより、情報の収集や解析、結果の予測、“情報子”への干渉など、様々なことができるようになり、リムルの自由な発想を実現させるブレインとしてより柔軟なサポートが行えるようになった。また『大賢者』の時よりも流暢に話すようになり、自主的な進言や提案を行うなど自我らしきものも確認されている。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  無限牢獄法則操作万能結界空間支配
• 所有者
  ルドラ・ナスカリムル＝テンペスト

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
ナスカ王国の王太子にして“始まりの勇者”であるルドラに発現した、ルドラの信念や世界を統一するという誓い、それに応える仲間達の想いの結晶。空間管理に特化しており、あらゆる事象・権能を管理し把握するための権能。ルドラに宿った『誓約之王』は“破邪”と“守護”の権能だった。また、ヴェルダナーヴァの本来の『誓約之王』には民の声を聞く作用があり、ルドラはそれを利用することによる、配下の忠誠心を糧にした防御を行う『正義之王』と同質のエネルギーを纏った攻撃が可能だった。
ヴェルダナーヴァがルドラとこの権能を交換したまま死亡したことで、権能は輪廻の輪に取り込まれたが、後にリムルが『無限牢獄』をベースに様々な権能を集約させることで獲得に成功した。曰く、配下からの忠誠の結晶。

無限牢獄（インフィニティプリズン）　…
対象を虚数空間へ閉じ込める牢獄。かつてヴェルドラを封印していた勇者クロノアの結界と同等の性能を誇る。

絶対防御（アブソリュートエンド）　…
ルドラが『無限牢獄』を応用した、肝心なときには破られてしまう権能。これは恐らく“霊子”の不規則な動きを捉えられていないからであり、リムルは『智慧之王』によりこの乱数位相の認識に成功し、聖属性攻撃の予測防御も含めた『絶対防御』として運用させるに至った。

絶対切断（アブソリュートエンド）　…
ルドラが『絶対防御』を転用して編み出した攻撃手段。『誓約之王』の民の声を聞く作用を利用することによって、信じる者の数だけ“力”が増す。リムルの『誓約之王』にこの作用が残っているかは不明だが、ルドラと同様に、『絶対防御』を反転させることで『絶対切断』を再現した。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  ？
• 所有者
  グランベル・ロッゾクロエ・オベール

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
生命の根源、輪廻の輪を管理する為の権能。マリアとラズルの力を昇華したグランベルの『不屈者』が進化した究極能力。そしてその死後にルミナスの手でクロエへと注ぎ込まれた、人類の守護を願う光の勇者の“希望”。
その後、クロエが『正義之王』を得ることで『希望之王』に『勇気・希望・正義』の三要素が揃い、欠けたる要素が埋まったことでクロエの持つ『時空之王』へと完全統合、そして『時空之神』へと進化させた。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  ？
• 所有者
  レオン・クロムウェル

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
生と死の狭間で自分の可能性に全てを賭けたレオンが獲得した究極能力。混ざり合う全ての法則を選り分けて干渉防止を行い、純粋なエネルギーを選別する権能。意のままに霊子を操作することが可能であり、ミカエルはこれを使ったエネルギーの効率化を行い、レオンは“霊子崩壊”の連発と周囲に霊子を展開した大規模殲滅攻撃を得意とした。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  ？
• 所有者
  ヴェルグリンド

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
ヴェルダナーヴァがヴェルグリンドに譲った究極能力。他者に支援・効果の増幅を行う、『施し』を本質とした権能。その支援効果は際限なくどこまでも増大させていく事が可能であり、自身を含める味方にプラスの効果をもたらすことはもちろん、過度に与えることによって対象の体力の消耗までもを促進させることが可能。エネルギーを自在に操作するこの権能は究極の攻撃性能を誇り、“加速”をその本質とする“灼熱竜”にとって、これ以上ないほどに相乗効果が高いといえる。
また名前のように他の権能と合わさるなどして、多くの形に派生した権能でもある。彼女の『救恤之王』はシエルの『能力改変』によって『誓約之王』の残滓と統合された『炎神之王』へと進化し、ジャヒルはミカエルから与えられた『救恤之王』を究極付与『火焔之王』として自分のものに変え、シエルはベニマルに『救恤之王』の要素を加えた『陽炎之王』を完成させ、リムルの『暴食之王』などと統合することで『虚空之神』を生み出した。

• 究極能力天使系美徳系
• 権能
  ？
• 所有者
  ヴェルザード

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。その上位である“七つの美徳”のひとつ。
ヴェルダナーヴァがヴェルザードに譲った究極能力。状態の固定、不測の事態に対応する為の権能。“固定”の概念から強力無比な防御能力と、究極の『時間停止』の権能を誇る。

時間停止　…
時を止める権能。時が止まった“停止世界”を認識できない敵が相手であれば、まさに一瞬で何も理解させないままに蹂躙することが可能。

• 究極能力天使系
• 権能
  ？
• 所有者
  ザラリオ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。“始原の七天使”に与えられる予定だったもののひとつ。
妖死族の肉体を獲得し、力を増したザラリオが意図せず獲得してしまった究極能力。『誓約之王』と同じく空間管理に特化した権能。権能が影響を及ぼす領域内の、ありとあらゆる物質（“情報子”や“星粒子”といった特殊な例外を除く）や波長の流れを管理することが可能。しかし、『誓約之王』では不可能と思われる霊子攻撃の反射を可能とする面もあるが、性能で比較するならば『誓約之王』の下位互換であると称されている。

• 究極能力天使系
• 権能
  ？
• 所有者
  オベーラ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。“始原の七天使”に与えられる予定だったもののひとつ。
妖死族の肉体を獲得し、力を増したオベーラが意図せず獲得してしまった究極能力。“天使長の支配”によって支配下に置かれることを嫌った彼女自身の自己暗示によって破壊され、その後ミカエルに回収された。
そのため詳細は不明。

• 究極能力天使系
• 権能
  創造
• 所有者
  ディーノ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能。“始原の七天使”の一柱、ディーノに与えられた天使系。
ヴェルダナーヴァによって与えられた究極の力であり、彼の忌々しい記憶を呼び起こす、とっておきの奥の手。ベレッタ戦ではその権能の一端を披露し、蓄えたエネルギーを消費することによって『怠惰者』を『怠惰之王』へと進化させた。

• 究極能力天使系
• 権能
  神勝必罰
• 所有者
  ピコ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。“始原の七天使”に与えられる予定だったもののひとつ。“始原”の一柱であるピコが所有しているが、ヴェルダナーヴァに直接与えられたかどうかは不明。

『神勝必罰（テンノサバキ）』　…
対象が今までに倒した敵に与えたダメージを本人の身体に再現するという、事象改変系の非常に理不尽な権能。抵抗するには、最低でも法則、事象、運命といった、何らかの改変系の上位権能を有している必要がある。

• 究極能力天使系
• 所有者
  ガラシャ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。“始原の七天使”に与えられる予定だったもののひとつ。“始原”の一柱であるガラシャが所有しているが、ヴェルダナーヴァに直接与えられたかどうかは不明。
受動型の権能（パッシブスキル）。攻撃感知、敵性看破、エネルギーの調和、攻防のバランス調整、自動回復、というのが主な効果。敵の罠を見抜き、動きを見極め、不利な属性を有利な属性へ変化させ、攻撃の力を防御に防御の力を攻撃へと転化させ、あらゆる傷を自動で癒してくれる。完全バランス型のガラシャをアシストする権能。

• 究極付与天使系
• 権能
  ？
• 所有者
  カガリ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。“始原の七天使”に与えられる予定だったもののひとつ。
熾天使を取り込んだ妖天となったカガリに埋め込まれた究極付与。ミカエルの『支配』の権能を分離して与えられたものであり、あらゆる権能を即時に分析し、支配下に置くことが可能。ユウキの『強欲之王』の権能である『権能奪取』により奪われ、現在のカガリからは失われている。

• 究極付与天使系
• 権能
  存在隠蔽
• 所有者
  アリオス

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。“始原の七天使”に与えられる予定だったもののひとつ。
ミカエルより近藤から回収された『断罪之王』を与えられ、アリオスの『殺人者』が進化した究極付与。“神滅弾”は近藤の『断罪之王』より威力が低いが、暗殺に特化した『殺人者』の『存在隠蔽』も含まれている。アリオスと共に『邪龍之王』の『有機支配』によってヴェガに取り込まれた。

• 究極能力天使系
• 効果
  破界弾解呪弾呪壊弾消滅弾
• 所有者
  タツヤ・コンドウ

創造主ヴェルダナーヴァが生み出した権能、天使系。
異世界人である近藤が自力で獲得した究極能力。大別して四つの効果を持ち、それらを攻撃に付与することが可能。
ミカエルにより回収されていた『断罪之王』はアリオスに究極付与『刑罰之王』として与えられ、近藤自身に宿る『断罪之王』は南部式大型自動拳銃を通してカレラに宿り、その権能は彼女の『死滅之王』に統合された。

“破界弾”　…　対象の防御結界を壊す。
“解呪弾”　…　魔法効果を打ち消す。
“呪壊弾”　…　対象の魔力回路を破壊する。
“消滅弾”　…　高密度の魔力弾。
“神滅弾”　…　上記の四つを兼ね備えた最強の一撃。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  ？
• 所有者
  ミリム・ナーヴァ

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。
最強の『正義之王』の対となる究極能力。ミリムから生じる激しい怒りと魔素を燃料に、力を生み出し続ける『魔素増殖炉』。燃料としてくべた魔素を増殖して還元することで、消費しても減らない“増大し続ける魔素量”を実現する。
他者を従えその忠誠心を糧とする『正義之王』とはあらゆる意味で対極といえる、個にして無限の力を操る、絶対的な破壊の化身である究極の竜魔人の怒りそのもの。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  捕食胃袋擬態隔離腐食魂喰食物連鎖
• 所有者
  リムル＝テンペスト

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。
『知識之王』の対となる究極能力。『暴食者』が『心無者』と統合進化した究極能力。“喰う”ことに特化した権能であり、実体の有無にかかわらずあらゆるモノを喰らう。放出系の技や魔法はすべて吸収して自分の糧に変換できる他、攻撃にも転用できる攻防に優れた能力。その発動箇所も自身の身体であればどこからでも可能であり、更に視認する範囲の空間にも影響を及ぼすことができる。
また含まれる権能の一つである『食物連鎖』により、魂の系譜に連なる魔物の能力をリムルに集約でき、またリムルのスキルの一部を系譜の魔物に分配することも可能。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  ？
• 所有者
  ギィ・クリムゾン

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。
『誓約之王』の対となる究極能力。ギィが『忍耐之王』を持つヴェルザードとの戦いの中で、究極能力を理解し、『傲慢者』を進化させた究極能力。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  永久睡眠
• 所有者
  ディーノ

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。
『希望之王』の対となる究極能力。ディーノが『至天之王』による『創造進化』を使い、いつの間にか獲得していた『怠惰者』を進化させた究極能力。知恵ある者、感情を有する者への誘惑を行い、対象を活動状態から停止状態（即ち滅び）へ自主的に向かうよう誘導する権能。一種の催眠術であり、強制する力ではないため抵抗しづらく、音を干渉波の伝達に使用していないため防御手段が少ない。また権能の特性上、権能主が動いていなければいないほどに増したエネルギーを貯蓄でき、逆に動けば動くほど弱くなるため、戦闘では本人は動かないまま“配下や仲間への支援”、つまり溜め込んだ力をそのまま仲間へと貸し与えるという運用となる。まさに怠惰、ディーノの本質を体現したかのような権能である。

永久睡眠（ディープヒュプノ）　…
対象を停止状態（この場合は睡眠）に誘導し、対象を実質的に封印する。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  ?
• 所有者
  ルミナス・ヴァレンタイン

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。
『純潔之王』の対となる究極能力。ヒナタを目の前で奪われた怒り・無力感をきっかけに条件が満たされ、『色欲者』が進化した能力。“生と死”を司り、仲間が即死しても即座に蘇生させることが可能。“死”の権能によって相手の生命力を奪いつつ、 “生”の権能によって自身のエネルギーへと変換する。多少の力量差を覆し、長期戦になればなるほど有利になるため、上位者同士の戦闘ならば、かなり優秀といえる能力。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  吸命操心権能奪取
• 所有者
  ユウキ・カグラザカ

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。
『救恤之王』の対となる究極能力。マリアベル・ロッゾから奪った『強欲者』の意思をも掌握することで獲得した究極能力。奪うことに特化した権能であり、自身の欲望の大きさがそのまま力へと還元される特性を持つ。

吸命　…
接触するだけで対象のエネルギーを奪い取る権能。

操心　…
対象の感情を刺激し、記憶にまで影響を及ぼす権能。マリアベルの“欲望（どく）”以上に凶悪で確実な支配の力。

権能奪取（スキルスティール）　…
対象の権能を奪う権能。対象の深くに根付いた権能の奪取は難しく、格上の相手には通用しない。

• 究極能力悪魔系大罪系
• 権能
  ?
• 所有者
  ?

ヴェルダナーヴァの天使系に対して発生した権能、悪魔系。天使系の上位である“七つの美徳”に対応する“七つの大罪”のひとつ。

『忍耐之王』の対となる究極能力。名前だけ登場した能力であり、所有者も権能も不明。

• 究極能力悪魔系
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気時空間操作多次元結界森羅万象生命支配死後世界
• 所有者
  テスタロッサ

天使系の対となる悪魔系究極能力の一つ。悪魔王へと至ったテスタロッサが獲得した究極能力。『色欲之王』と同じく、“死と生”を司る権能だが、より“死”の側に傾いている。テスタロッサは『死界之王』を用いて、究極の対人魔法“白閃滅炎覇”を創造した。

• 究極能力悪魔系
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気時空間操作多次元結界弱点看破死毒精製死滅世界
• 所有者
  ウルティマ

天使系の対となる悪魔系究極能力の一つ。悪魔王へと至ったウルティマが獲得した究極能力。殺すことに特化した権能であり、『死毒之王』の権能である『弱点看破』と『死毒精製』により、最適な毒を生み出す。この『死毒』を用いて、ダムラダの“技”のアレンジである“紅蛇死毒手”を編み出した。

『死滅世界』　…
究極能力を所有していない精神生命体以外の者を無条件で殺せるという、凶悪極まりない世界系の権能。リムルの『心無者』の超強化版。本物の強者には通用しないため、リムルの判断で使用禁止となった。

• 究極能力悪魔系
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気時空間操作多次元結界限界突破次元破断
• 所有者
  カレラ

天使系の対となる悪魔系究極能力の一つ。悪魔王へと至ったカレラが獲得した究極能力。攻撃力に特化した権能であり、この権能により精密な魔法制御が可能になったカレラは、最強の威力を誇る“終末崩縮消滅波”の発動を成功させた。

『次元破断』　…
空間歪曲防御領域を貫通して敵を滅ぼせる権能。ラミリスの迷宮の階層破壊すら可能にする。

• 究極能力悪魔系
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気時空間支配多次元結界森羅万象懲罰支配魅了支配誘惑世界
• 所有者
  ディアブロ

天使系の対となる悪魔系究極能力の一つ。悪魔王へと至ったディアブロが『誘惑者』を進化させて獲得した究極能力。リムルとほとんど同じことが出来るという、高性能な権能群が含まれている。

『時空間支配』　…
ミカエルに『時間停止』で遅れをとったことが悔しくて獲得した。

• 究極能力悪魔系
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気時空間支配多次元結界森羅万象水雷支配精神支配幻想世界生命支配
• 所有者
  ゼギオン

天使系の対となる悪魔系究極能力の一つ。神性を獲得したゼギオンが獲得した究極能力。近接格闘に特化していたゼギオンが短所を潰し、戦術の幅を広げるように獲得した精神系の権能。

『幻想世界』　…
世界系の権能。“独自世界”を構築し、自分に有利な状況を生み出す。

『時空間支配』　…
ゼラヌスから権能を託されたことで『時空間操作』が進化した。

『生命支配（セフィロト）』　…
ゼラヌスから託された王たる権能、『生命之王』。眷属の力を我が物と出来る。

• 究極能力日本神話
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気意思統率光熱支配時空間操作多重結界
• 所有者
  ベニマル

究極に到達する寸前だった『大元帥』に、シエルがヴェルグリンドの権能を反映させて完成させた権能。“隠形法”の極意であるカゲロウと太陽の超高熱の２つの特性を持った魔炎である『陽炎』を象徴とし、更にヴェルグリンドの超加速をも組み込まれている。

『陽炎』　…
“隠形法”の極意とも言える権能。あらゆる攻撃がその身を捉えられなくなる。また蜃気楼を応用して“神之瞳”に改良を加え、映像を大空に投射することも可能。

『時空間操作』　…
ディアブロに教授されて特訓し『空間支配』を成長させた。

• 究極贈与（アルティメットギフト）日本神話
• 権能
  思考加速万能感知月の瞳一撃必殺超速行動精神操作並列存在空間操作多重結界
• 所有者
  ソウエイ

シエルの『能力改変』により、ソウエイに与えられた究極贈与。リムルの記憶にある忍者を再現すべく、ソウエイが望むままに詰め込まれたシエルの力作であり、特に『月の瞳』は、広大な効果範囲と応用性に優れ、『並列存在』と合わせて柔軟な戦闘・諜報活動を可能にする。

『月の瞳』　…
影を意のままに操る権能。『分身体』でも使用できる上に効果範囲が町を覆うほど広範囲に及ぶことが特徴。

• 究極能力日本神話
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気確定結果無限再生行動改変虚無相殺幻想破壊時空間操作多次元結界
• 所有者
  シオン

シエルが完全な形で顕現することを避け、封印によって進化が制限されていた能力。リムルを殺しうる可能性を秘めた最凶の力。
その本質は、精神生命体の天敵とも呼べる相殺能力（マイナスブレイク）。受けたエネルギーを自分の中で相殺し、中和しつつ我が物へと変換、加えて自分の攻撃で対象のエネルギーを奪って流用することが可能。シオンの保有エネルギーに限界があるため無尽蔵に強くなれる訳ではないが、自身の不死性と組み合わせることで、余剰分でダメージを負いながらも荒れ狂うエネルギーを制御することができる。

『確定結果』　…
因果律操作を行う権能。攻撃を“当てた”という結果があれば、それを再現する。

『虚無相殺』と『幻想破壊』　…
もっともヤバい権能。この二つを駆使したシオンの一撃はダグリュールに膝を付かせた。リムルを殺しうる可能性すらある。

• 究極能力日本神話
• 権能
• 所有者
  シュナ

『解析者』と『創作者』が統合して生まれ変わった究極能力。主の友であるディーノを救いたいという願いに呼応して、獲得した数多の者を導く権能。リムルが解析・蓄積したスキル群の集大成とも呼べる、まさに『豊穣之王』の申し子のような権能。

『模倣改変（イミテーション）』　…
ディーノの『至天之王』の『創造進化（エボリューション）』の模倣。他人の権能を読み解き、書き換える。

• 究極付与インド神話
• 所有者
  ジャヒル

ミカエルから与えられた『救恤之王』をジャヒルが密かに自分のものとして変えたもの。威力はヴェルグリンドに劣るものの、圧倒的な熱量の炎を纏った“炎帝”と化した。

• 究極能力天候系インド神話
• 所有者
  シルビア・エル・リュ

天候系最上位の究極能力。申し分ない威力の雷撃による攻撃手段に加え、自らの身体を雷霆と化すことで神速の攻撃を可能にする、大規模殲滅に特化した権能。太古の昔、シルビアが“雷帝”と称し恐れられた所以。

• 究極能力天候系インド神話
• 所有者
  エルメシア・エル・リュ・サリオン

天候系最上位の究極能力。“天帝”エルメシアが覚醒した権能。作中では大気中に散布された魔素に非常に似通った血魔噴霧（ブラッドミスト）だけを集める役割を担った。

• 究極能力インド神話
• 所有者
  レオン・クロムウェル

『純潔之王』がシエルの『能力改変』を受けて作り変えられた権能。より性能を向上させた権能、無理なく“霊子”に干渉できるようになり、“霊子崩壊”の軌道を意のままに変化させることまで可能にしている。

• 究極能力クトゥルフ神話
• 権能
  魂暴喰虚無崩壊虚数空間竜種解放［暴風・灼熱］竜種核化［暴風・灼熱］時空間支配他次元結界
• 所有者
  リムル＝テンペスト

シエルが『智慧之王』と『暴食之王』を統合し、これに『暴風之王』『灼熱之王』を生贄に改変した能力。それらに含まれる権能を強化した権能群で構成され、一つ一つが既存の権能を圧倒する性能を誇るが、リムルは未だそのほとんどを使用していない。

『魂暴喰』　…
抗える者なき安寧の力。捕食・暴食の超強化版。存在値にして十倍以上エネルギーを保有していたミカエルのすべてを一瞬で喰らい尽くした。取り込まれたミカエルには、こうなることは必然で予定調和だったのかのような、懐かしささえ感じさせる心地よさを与えた。

『虚無崩壊』　…
深淵より来る“虚無”の力。混沌世界を満たす、究極的破壊エネルギー。『虚空之神』から無尽蔵に湧き出る、神智核によって初めて完全制御可能な扱いにくいエネルギー。ヴェルダナーヴァは世界を創造したことで『虚無崩壊』を失った。

『虚数空間』　…
混沌世界。『胃袋』＋『隔離』の超強化版であり、『結界』のように領域を『虚数空間』で閉じ込めることもできる牢獄。世界を何万回でも再構築できるほどのエネルギーを貯蓄してもなお満たされない無限の空間。ヴェルダナーヴァは所有していなかった。

『虚無供給』　…
シエルが考案した『虚無崩壊』のエネルギーを供給する仕組み。『需要と供給』の原理を応用した、未だ未完成の秘儀。リムルと“魂の回廊”で繋がっていて、尚且つ“扉”を開けた者のみが、その力を借り受ける権利を有する。

『時空間跳躍（タイムワープ）』　…
時空歪曲と空間歪曲を合わせて好き勝手な移動を可能とする空間移動系の万能の権能。マイの『地形之王』を原型としてシエルが開発した。時空間座標と膨大なエネルギーさえあれば、時を超えることができる。

• 究極能力クトゥルフ神話
• 権能
  時間停止
• 所有者
  クロエ・オベール

『無限牢獄』と『絶対切断』に『簒奪者』を加え、大量の魔素を捧げることで進化した権能。『時間旅行』はそのまま組み込む形で統合されており、『時間』を操る力の一端を、クロノアの力を借りることで短時間ながら『時間停止』の権能を行使することも可能。

• 究極能力クトゥルフ神話
• 権能
  ?
• 所有者
  クロエ・オベール

『勇気・希望・正義』の三要素が揃ったことで、究極能力『希望之王』の欠けたる要素が埋まり、『時空之王』へと完全統合を果たした究極能力。

• 究極能力クトゥルフ神話
• 権能
  思考加速解析鑑定森羅万象確立操作並列存在真理之究明時空間操作多次元結界
• 所有者
  ヴェルドラ＝テンペスト

シエルが『能力改変』により、『究明之王』を改変し統合して纏めて最適化した能力。格段に扱いやすくなった上に、ヴェルグリンドの『並列存在』まで組み込まれており、リムルのバックアップも含めて不死性が更に上がった。

• 究極能力クトゥルフ神話
• 権能
  思考加速灼熱励起並列存在時空間操作次元超越多次元結界
• 所有者
  ヴェルグリンド

シエルの『能力改変』により、『救恤之王』と『誓約之王』の残滓を統合進化させた権能。『次元超越』は目印にしか飛べない能力だが、次元のみならず時間をも超越することが可能であり、ルドラと過ごした時間よりも長い経験を積んだ彼女は、『別身体』から本体を辿る『時空連続攻撃』も可能。

• 究極能力天候系クトゥルフ神話
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気天候支配音風支配空間支配多重結界
• 所有者
  ランガ

シエルが手を加えたがほぼ自力獲得の権能。その身を物理攻撃を無効化する“魔風”に変化させる効果を持ち、触れるモノすべてを汚染する“死を呼ぶ風”によってダメージを与えることが可能。
リムルも『誓約之王』と『暴風之王』を統合することによって同じ名前の『星風之王』を獲得することが可能だった。

『天候支配』　…
“黒雷嵐”を発生させる。

『音風支配』　…
自身の速度と破壊力を高める。

• 究極能力クトゥルフ神話
• 権能
  能力創造能力複製能力贈与能力保存
• 所有者
  リムル＝テンペスト

スキルマニアのシエルが、より効率的にスキルを管理できるように無理やり最適化させた能力。『誓約之王』の本質を受け継いだ、リムルと配下の絆の結晶と言える権能であり、“魂の回廊”で繋がる配下に権能を付与可能になる。

• 究極贈与（アルティメットギフト）クトゥルフ神話
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気詠唱破棄解析鑑定森羅万象精神破壊聖魔反転死者支配
• 所有者
  アダルマン

シエルが『豊穣之王』を介して与えた究極贈与。叡智の結晶にして、アダルマンの力の根源。『グリモワール』と同系統であり、これからアダルマンに適さぬ知識を取り除き、必要とされる権能を追加したもの。死者達の支配力と加護を強化されたことで勢力を増した。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気詠唱破棄解析鑑定森羅万象精神破壊知識閲覧概念共有
• 所有者
  ガドラ

シエルに忠誠と引き換えに与えられた究極贈与。一冊の本、『魔道之書』を具現化し、そこに記されたシエルが管理する魔法の数々を使用することが可能。同系統の『ネクロノミコン』とは補完しあっており、アダルマンとの共有も可能にする権能が組み込まれている。

『知識閲覧』　…
シエルさんから学べる権能

『概念共有』　…
アダルマンとの共有を可能にする権能

• 究極授与（アルティメットエンチャント）
• 所有者
  カガリ

究極に近しいレベルにまで高めた『企画者』をシエルが最適化した権能。未来を見通すが如く敵の動きを予測する。

• 究極授与（アルティメットエンチャント）
• 所有者
  ティア

ティアの持つ『楽天家』とクレイマンの“情報子”から再現された『操演者』をシエルによって統合された権能。『楽天家』の“命令を受けた時”のようなあやふやな条件下ではなく、任意の瞬間ごとに必要な力を倍加させることが可能。

• 究極能力
• 権能
  解析鑑定危険予知確立操作真理之究明
• 所有者
  ヴェルドラ＝テンペスト

リムルの魔王への進化の祝福を得て、『究明者』が進化した権能。攻撃への補正と戦況を優位にする大幅な確立操作、敵の攻撃性能の看破を可能にする解析系究極能力。

• 究極能力
• 所有者
  ザラリオ

『審判之王』がシエルの『能力改変』を受けて作り変えられた権能。対象空間内のあらゆる物質（“情報子”や“星粒子”といった特殊な例外を除く）や波長を意のままに操ることが可能。進化前の『審判之王』の上位互換だった『誓約之王』すら上回る、戦闘特化と呼べる最強の一角に相応しい性能を誇るぶっ壊れスキル。

• 究極能力
• 所有者
  ピコ

ピコの持つ天使系の究極能力『厳格之王（ジブリール）』がシュナの『模倣改変（イミテーション）』を受けて作り変えられた権能。改変に伴い権能が最適化され、より自由度を増した。

• 究極能力
• 所有者
  ガラシャ

ガラシャの持つ天使系の究極能力『栄光之王（ハニエル）』がシュナの『模倣改変（イミテーション）』を受けて作り変えられた権能。改変に伴い、受動型の権能（パッシブスキル）であるその権能が、他者に関与されなくなり、影響を受けることなく自己で完結するようになった。

• 究極能力
• 所有者
  ディーノ

ヴェルダナーヴァから与えられた天使系の『至天之王（アスタルテ）』とディーノの怠惰な性格によって獲得した悪魔系の『怠惰之王（ベルフェゴール）』。この2つを『創造進化』によって統合することで生まれた究極能力。それぞれの持つ『創造』と『破壊』、精神への絶対優位性を兼ね備えた、強力な権能。

• 究極能力
• 権能
  思考加速万能感知神聖覇気森羅万象演算領域仮想世界時空間操作多次元結界
• 所有者
  ヒナタ・サカグチ

ヒナタ自身の進化に伴って、『数学者』が進化して至った究極。敵の動きを読み、完全に見切ることが可能。

『未来予知』　…
リムルの『未来攻撃予測』よりも正確に敵の攻撃の流れを読む。『数奇之王』の権能を駆使することで体現した精度であり、グランベルの“真意霊覇斬”を習得できたのも、この権能があったればこそ。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速魔力感知超感覚魔蟲支配軍団指揮超速行動致死攻撃空間支配多重結界
• 所有者
  アピト

シエルの『能力改変』により、アピトに与えられた究極贈与。ユニークスキル『女王崇拝（ハハナルモノ）』の権能を取捨選択して強化し、自ら眷属を率いて戦う英雄型に進化させた能力。また書籍では選ばれなかった眷属を使役する指揮官型は、Web版の『女王崇拝（ヴァルキリー）』だと思われる。

“蟲空領域”　…
あらゆる攻撃を防ぐ空間歪曲防御領域。進化に伴って『空間支配』を獲得したことで扱えるようになった。

『神音幻針（ファンタズムニードル）』 　…
一回の効果を弱化させる代わりに、持続効果を持たせた『致死攻撃』。攻撃を繰り返す度に生存本能がより強く抵抗するようになり、身体の免疫機構と精神構造が過剰反応してしまい、自分の身体を攻撃するようになる。精神生命体ですら激痛（信号）を感じてしまう。

• 究極能力
• 権能
  超速思考並列思考解析鑑定有機支配複製量産能力吸収多重結界
• 所有者
  ヴェガ

ヴェガの生い立ちに因んで獲得された権能。『悪喰者』に様々な要素が補完されることで生まれた究極能力。喰らった対象の力を吸収することをその真骨頂としており、その点において『暴食之王』と酷似している権能。周囲にその権能の影響を及ぼすことで、永続的に力を吸収し続け、更に邪悪な生命体を生み出した。

『有機支配』　…
自身の肉体（有機体）の強化や、喰らった肉体の分解・吸収を行う。また喰らった肉体から情報を読み取り、種族能力を獲得する事も可能。

『複製量産』　…
素材となる有機体を用いて、自身に似せた『複製体』を量産する。また『有機支配』と併用して自身の有機体に使用することで、欠損した肉体を修復・再生させることも可能。

『並列思考』　…
生み出した『邪龍獣』に宿らせる。

『能力吸収』　…
有機を含まない精神生命体や無機物からもエネルギーを奪い、所持している能力を我が物にすることが可能。

『邪龍獣生産』　…
『有機支配』と『複製量産』の最骨頂。その波動を受けて生きている者、死んでいるものに限らず、呑み込み、死体が溶けて撚り合わさった汚泥から自身の忠実なる下僕とするべく、邪悪な人形の生命を生み出す権能。ヴェガの生み出したそれらの戦闘能力は非常に高く、個々の存在値は240万に達している。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速魔力感知魔王覇気超速再生捕食胃袋隔離受容供給腐食鉄壁守護付与代役空間操作多重結界超嗅覚全身鎧化
• 所有者
  ゲルド

シエルの『能力改変』により、ゲルドに与えられた究極贈与。『美食者』と『守護者』を統合し、『暴食之王』を多少劣化させて、そこに色々組み込んだような能力。呑み込んだ物質をエネルギーへと変換可能。

『代役』 　…
相手が承認していることを条件に、眷属同然の同族以外にも自分のダメージを肩代わりさせることが可能。

• 究極能力
• 権能
  生命再構築
• 所有者
  ゼラヌス

ゼラヌスの持つ、“蟲の王”たる蟲魔王ゼラヌスの全てともいえる究極能力。産み出した眷属が死亡した際に、眷属の力のすべてを自らの糧にするという効果を持ち、蟲魔族という種族そのものが彼から生まれているため、全ての蟲魔族はゼラヌスに帰属するように設計されていると言える。眷属の力を我が物とするこの権能は、自らが滅ぶ瞬間に限り眷属に譲り渡すことが可能であり、彼は自身を超え“親超え”を成し遂げたゼギオンにその力を継承させた。

• 究極能力
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気鉱物支配地属性操作反転融合空間操作多重結界
• 所有者
  ベレッタ

シエルの『能力改変』を受け、獲得した究極能力。『天邪鬼』を犠牲にしたが、その権能は引き継いでおり、更に鉱物を創り操る能力と、これにより自身の身体を流体金属のように変形させることが可能になった。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速万能感知魔王覇気重力支配空間支配多重結界
• 所有者
  クマラ

シエルの『能力改変』により与えられた究極贈与。自然影響への支配権限に特化した権能。惑星に干渉した広範囲の重力操作が可能であり、これを利用した空中飛行をも可能にする。これは八部衆の月兎の能力に由来すると思われるが、その他にも多くの種類の能力を保有している。

• 究極能力
• 権能
  英雄覇気英雄補正英雄魅了英雄行動英魂道導
• 所有者
  マサユキ・ホンジョウ

『英雄覇道（エラバレシモノ）』の英雄的“勇気ある行動” “立ち向かう勇気” “逃げない勇気”の三つの条件に加え、隠された四つ目の“真実の愛”を満たしたことで進化した究極能力。存在値が10万以上の味方に、最低ランクではあるが究極に対抗できる加護を、それに満たない者には幸運の加護を付与することができる。

『英魂道導（ハシャノヨルベ）』　…
過去の英雄を“死せる英雄（エインヘリヤル）”（情報生命体と同質の存在）として召喚する権能。過去の存在となった英雄達を消え去った権能まで備えた、最盛期以上の姿で再現することできる。副次的な効果として、存命の配下が一度獲得し失った力を再現する（取り戻す）ことも可能。死者蘇生ではないが、下手をすればそれ以上の効果を齎すという、バランスブレイカーここに極まれりなほどに非常識な権能。
この権能を初めて発動させた際に呼ばれたのが、最古にして最強の英雄であるルドラだった。マサユキの権能の効果が切れると同時に、ルドラの“人格”は消えるが、その記憶と経験はマサユキの心に蓄積されて残り、これからもルドラが顕現することが出来るようになった。

『幸運領域（ラッキーフィールド）』　…
マサユキの願いに応じて幸運補正を付与する。マサユキに味方する者全員に絶大なる加護を与える、この世の真理に到達した『英雄之王』の真骨頂。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速運命改変不測操作空間支配多重結界
• 所有者
  ガビル

シエルの『能力改変』により与えられた究極贈与。『調子者』が消費されたが、以前の権能はより使い勝手のいい形で受け継がれており、これによりガビルは最大一日に一回、意図的に死をも改変することが可能になった。妖気を制御できるようになれば『魔王覇気』も習得可能。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 所有者
  ヴェイロン

シエルの『能力改変』により与えられた究極贈与。他者を模倣する『物真似師』の発展とも言える、会ったこともない人物の全盛期を再現するという物真似の極地。反則的な権能。ヴェイロンは若き日の荒木白夜を真似ることで、彼の技術を模倣した真贋超越妙技を披露した。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 所有者
  アゲーラ

シエルの『能力改変』により与えられた究極贈与。剣の声に声を傾け、剣と一体になる。その極意を究めたアゲーラが獲得した権能。文字通りアゲーラの肉体を刀に変化させて、その技量を所持者に上乗せするだけの効果だが、所持者に高い実力があった場合その効果は計り知れないものとなり、切れ味は神話級をも凌ぐ。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速完全再生隷属奴隷
• 所有者
  アルベルト

アダルマンを経由してシエルに与えられた究極贈与。“魂”をアダルマンに預けている為、肉体が滅ぶことはなく、アダルマンも不死者である為、実質的な無敵を誇る。他にも権能を付与出来る余地があるとのこと。

• 究極贈与（アルティメットギフト）
• 権能
  思考加速完全再生隷属奴隷
• 所有者
  ウェンティ

アダルマンを経由してシエルに与えられた究極贈与。“魂”をアダルマンに預けている為、肉体が滅ぶことはなく、アダルマンも不死者である為、実質的な無敵を誇る。他にも権能を付与出来る余地があるとのこと。

• 究極付与
• 権能
  武器創造
• 所有者
  オルリア

与えられた『代行権利』を自分の中で最適化し、変化させた究極付与。あらゆる性能の神話級武器を生み出す権能。魔素を凝縮させて具現化しているヴェルグリンドとは違い具象化させているだけであり、権能の効果が失われれば生み出された武具もまた失われる（と思われる）。オルリアは自身が得意とする三叉槍（トライデント）の他、作中では片手剣（バスターソード）、弓張月（クレセントボウ）、星球棍（モーニングスター）、大壁盾（タワーシールド）などを創造した。

• 究極付与
• 権能
  瞬間移動
• 所有者
  マイ・フルキ

与えられた『代行権利』を消費することで自身の『旅行者』を進化させた究極付与。この世界のあらゆる場所を思い浮かべ、そこで起きていることを把握し、更にその地点に『瞬間移動』することが可能。100名を運輸することも可能な便利な権能だが、彼女が求める次元を超えた転移は出来なかった。

『瞬間移動』　…
予備動作なしに空間を跳べる権能。空間を超える前に必ず必要となる前段階を無視して痕跡も残さず、その場から瞬時に跳ぶことが出来る。理論上は可能とされている、誰も実現したことのない幻の御業。
その本質は『一度行ったことのある場所へ、好き勝手に移動する能力』ではなく、『あらゆる時空を超えて、望む場所へと到達する能力』。マイではその本領を発揮できていなかったが、未完成ながらも可能性の塊といえる権能。

• 究極能力
• 権能
  瞬間移動
• 所有者
  マイ・フルキ

マイに与えられた究極付与『地形之王』がシュナの『模倣改変（イミテーション）』を受けて作り変えられた究極能力。元の世界に戻りたいと願い続けた彼女の願望がより反映された権能であり、『地形之王』の本質だった『あらゆる時空を超えて、望む場所へと到達する力』を進化させ、次元の壁を越えて『時空間跳躍』をも可能にする。

• 究極付与
• 権能
  敵状看破並列存在討伐制覇認識阻害
• 所有者
  帝国皇帝近衛騎士団 “ひとけた数字”

皇帝ルドラが“聖人”へと至った臣下に与える究極付与。

『敵状看破』（グラニート）　…
相対した相手の戦闘能力を見極めることが可能。究極能力に対しても魔素量からどの程度の権能かは推測することが出来る。

『討伐制覇』（ガルシア）　…
敵を倒すという意思を己の力に還元する。その力は愛用の槍にも上乗せされ、あらゆる邪悪を浄化する破邪の聖槍へと変化し、その肉体は敵を罵るだけで強化されていく。

『認識阻害』（バーニィ）　…
自己の権能を完全隠蔽する権能。

• 究極能力
• 権能
  暴風竜召喚暴風竜復元暴風系魔法
• 所有者
  リムル＝テンペスト

ヴェルドラの残滓を『解析』することで獲得したヴェルドラの力の一端。“魂の回廊”に繋がったヴェルドラの記憶と感情のバックアップをリムルがとることで、ヴェルドラが死亡しても記憶を失うことなく元の状態で復元する事を可能とする。

• 究極能力
• 所有者
  リムル＝テンペスト

ヴェルグリンドを捕食したリムルが、“魂の回廊”を繋ぎヴェルドラと同じ立場、リムルの魔素で顕現させることで獲得した権能。ヴェルドラと同じとされていることやリムルの魔法が竜種魔法とあることから灼熱系魔法も使用できると思われる。

• ユニークスキル
• 所有者
  シオン

“確定された自分の望む結果を出す”という権能。完全なる因果律操作によって、常に自分自身を最適化し続けることによって“停止世界”にも適応した。

• ユニークスキル
• 所有者
  クロエ・オベール

『時間跳躍（タイムリープ）』　…
過去の自分へと戻れる能力。未来の記憶を読み取ることができた。

• ユニークスキル
• 所有者
  サーレ

一度見ただけで相手の技術を見破れる上に習得してしまえる。

• エクストラスキル
• 所有者
  カリュブディスフレイ

フレイの場合、その影響範囲は半径50m弐も及び、範囲内は魔素の動きが妨害されて魔法不能領域（アンチマジックエリア）になる。またその強力な干渉波はアダルマンの『魔道之書』を封じ込めたほどであり、威力・範囲共にカリュブディスの比ではない。

• 固有能力
• 所有者
  ラミリス

ラミリスが生まれながらに有している権能。ヴェルダナーヴァが神ではなくなった際に失った権能の一部とされる、他者には模倣できない彼女固有の力。

• 種族固有能力
• 所有者
  獣人族龍人族他

『変身』した際にはすべての傷が癒え、体力も全快する。
しかし一定時間の能力増強に過ぎず、身体能力は3倍近くに跳ね上がるが存在値は2倍にもならない。